にきびについて

エネルギーを消耗させる活動にひたりすぎたまま、消費したエネルギーを回復する努力をしないでいると、心も体も生気の抜けた状態になり、たまったストレスは精神的疲労に変わる。 その結果、完壁主義の場合と同様、生きがいもなくなり仕事も生活も楽しめなくなる。
現代社会では、単に生き延びるためだけでもがんばりすぎてしまう。 でも、いい人が自分を消耗してしまうのは、自らの生存のためだけでなく、もっと大きな目的のため友人の役に立ちたい、地域社会をもっとよくしたい、みんなの幸せのためになりたいなのだ。
意識としてはどれも高尚だし、すべて善意から出発している。 しかし、燃えつき症候群から守ってはくれないし、負担を負いすぎると目に見えない、いろいろなことが起きる。
完壁主義の場合、どんなに気高い目的の背後にも、認められたい、受け入れられたいという願いが隠されていた。 がんばりすぎる人の場合も、ほとんどはその行動の背後に同じ願いを隠しもっている。

完壁主義の場合は、活動の質にこだわる。 これでいいか、賢明だったか、うまくできたかと。
がんばりすぎは、活動の量にこだわっている。 これで充分だろうか、もう一つやれば、気に入ってもらえるのではないか。
言うまでもなく、こんな果てしない努力はする必要がない。 人間には愛という、人を人たらしめてがんばりすぎが自滅に通じることはわかっていながら、がんばるのが自分の道だと信じるのも、いい人の特徴だ。
やり方を変えたいと思っても、どうすればいいのかわからない、あるいはできないと無意識に思い込んでいる。 そのままでは、燃えつき症候群に陥る危険を一生負いつづけることになる。
慰めにはならないかもしれないが、がんばりすぎからストレス、うつ状態、過労になる人は大勢いるし、珍しくはない。 でも心配はいらない。
まず、なぜそうなるかを理解しよう。 いるものがあり、愛はすべての人を受け入れるものだ。
いい人たちがしなければならないのは、すでに受け入れられているという事実を受け入れ、愛によって豊かさと自由が与えられていると認識して、自由な気持ちで生きることだ。 それができれば、「完壁でなくっちゃ」「がんばらなくっちゃ」という人の目を意識したプレッシャーの大半は軽減される。
仕事についたばかりのころ、私は「能力があるいい人」という評価を広めたいと思った。 何でも上手にこなしたいと心から思い、たいていうまくいった。


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